マンガ作画・ネーム構成者募集!
マンガを描いて、生きていきたい人へ。
マンガを描いて生きていきたい人へ
二つのご提案をしたいと思います。
一つは従来のマンガ家、
ひとりの作家として生きる道。
もう一つは、共同でマンガを制作する
作画家、ネーム構成者として生きる道です。
このページでは第二の道を皆さんに
ご提案できればと思います。
従来のマンガ家への道、一択!の方はこちらからごお応募下さい。
新しいマンガ家というご提案
マンガを描くというのは大変な作業です。
ストーリーを考え絵を描く。
複数の作業を一人でこなさなければなりません。
現在は、従来の紙のマンガ雑誌に加え、
デジタルの世界が広がり、
デビューの機会こそ増えてはいますが
純粋なマンガを描いて、
それだけで食べていける人は、
まだまだ本当に一握りの人だけです
でもマンガを描いて食べていけたら。
そう思う方には、「やり方を変えてみる」、
という方法もあるという提案したいと思います。
適材適所で才能を伸ばす
マンガは小説や他の芸術と同じで
自己表現の一つの手段であることは間違いありません。
私の思ったこと、考えたことを形する。
それはそれで素晴らしいことですが、
それだけで生活の糧を得るのはなかなか大変です。
また、才能のあり方も一つではなく、
皆さんそれぞれに得手不得手があるでしょう。
野球にだって代打があるし、
代走だってあるんです。
適材適所、
マンガの才能を総合能力だけで測らなければいけない
という理由も特にありません。
例えば、テレビCMというものを考えてみましょう。
毎日のように目にするテレビCMは
クライアントの要請を受け、
商品セールスのために作られる映像です。
コピーライターがいて、
営業がいて、映像のディレクターがいて
出演するタレントさんがいる。
いわゆる自己実現のための表現ではありませんが、
その映像が高い評価を受ける
ことも珍しくありません。
クライアントがいる映像は純粋な意味での
自己表現ではないので評価に値しない、
そういう声を少なくとも私は聞いたことがありません。
マンガもある意味では、
原稿料を払っている出版社がクライアントなのですが、
ことマンガとなると突然、多くの人が「自己表現」の
名の元に人の言うことを聞き入れなくなってしまいがち
のように思えます。
広告映像は、クライアントが絶対、
その目的は商品を売ることです。
それでも話し合い、ゴールを設定し、
世の中で多くの人に受け入れられる
クオリティの高い映像が出来上がるのに
なぜ、マンガではそれが困難(なように思われる)
になってしまうのでしょうか。
アメコミは昔から、分業制です。
韓国のマンガも現在はスタジオで分業で制作されている
ものが多いと聞いています。
自己表現を超える
もちろん、全てにおいて、そうしたほうがいい
という気はさらさらありません。
個の才能、努力、情熱が、
素晴らしい作品を産んできた歴史を私たちは知っています。
ただ一方で、デジタル化が進み、
マンガの制作発表の場所の多様化が起き、
読者への届け方も増えたこの状況下では
これまでのような個の圧倒的な才能に頼った作品作り以外に
個の力を合わせた、適材適所による複数でのマンガ制作が
もっと増えてもいいはずです。
デジタル化時代の才能の在り方
ではなぜ、そのようにならないのかと言えば、
多くの描き手が「自分の作品」に必要以上に
こだわり続けるからだと私は思います。
繰り返しになりますが、
それが悪いと言っているわけではありません。
やりかたは色々ある、というお話です。
かつて、マンガにはマーケティングという発想が
ほぼなかったと言っていいと思います。
(世の中のトレンドとかを全く考えていなかったとか
そういうことではありません、念のため)
しかし今や、世界はデジタル化が進み、
アプリやWEB配信のマンガの世界では、
誰がどういうマンガを読んでいるのか、
データ分析で瞬時に分かる世界が来ています。
紙の時代には考えられなかった世界です。
(映像の世界でもNetFlixがデータ分析を駆使して
従来の映画会社と肩を並べています)
もちろん、だからと言って、
必ず面白いマンガが作れる
というわけではないのですが、
多くの人が読みたいと思っているマンガの傾向は
かつてより明らかに早くより正確に読み取ることが
可能になってきています。
その根拠となるデータ量も、
かつてとは比較にならないくらいの
量であることは言うまでもありません。
私たちマンガ制作の現場へは、
そういう日々のデータ分析をベースにして
今最も需要がある作品を作って欲しいという依頼が
常に持ち込まれています。
新しいマンガ作り方にトライしてみる
しかし、そうそう沢山のマンガは作れません。
マンガを作るのに時間と労力が発注側が考えている
以上に必要なことや、編集者、作家の絶対数が
足りないということもあります。
それに加えて私が考える最も大きな理由に、
テーマや方向性をあらかじめ設定した作品作り、
外部とのやりとりでのマンガ制作を
仕事にしてくださる方が非常に少ないからです。
「マーケティングによってあらかじめ想定された
読者をターゲットとしたマンガを共同で形にする」
という作業は、外部からの力、ある種の制約があるが故に
あなたのマンガ家としての弱点を克服し、
能力を高めることができる可能性が高い、
私はそう思います。
野球のバッターが、コーチの示唆により
弱点を克服し、打てなかったカーブを打てるようになる
ようなものといってもいいでしょうか。
(こういう話をすると、そんな屁理屈を…
とおっしゃるマンガ描きの方がいると思いますが
そういう方はすでに成功を収めている方、
それなりの才能をお持ちの方だと思います)
圧倒的な成長がなければ未来はない
テレビCMや音楽のプロモーションビデオの
世界から映画の監督になられる方も
珍しくありません。
マンガにも、もっといろんな成長、成功の道が
あっていいはずです。
作画、ネーム構成に特化した仕事は、
あなたのマンガ家としての総合力を向上させる可能性に
満ちていると思います。
そのような道にトライしてみたいという方、
まずは是非、作画家、ネーム構成者として
ご登録いただれば幸いです。
一緒に面白いマンガ、多くの人に読んでいただけるマンガを
作りましょう!